いつもと違うゴールデンウィークが終わりました。
例えば帰省をしたり、普段会えない仲間達と久々に再会したりはできませんでしたが、こんなにも身近な場所の新緑がキラキラしていて、ツツジの花が色鮮やかなんだと気付いたり、家の中を片付けながらもっと快適な空間にするにはどうしたらいいのか思いを巡らせてみたり…。
まるでヨガで逆転のポーズをした時のように、違う角度で物事を見ることを教えてくれるようです。
さて、前回は季節の過ごし方《ルトゥチャリヤ》というアーユルヴェーダの知恵をご紹介しましたが、日本には四季があるため私達にとってはとても馴染みやすい考え方ではかなと思います。
そしてさらに今回は、さらに細かく具体的に毎日をどう過ごすといいかという知恵である、日々の過ごし方《ディナチャリヤ》についてです。
まずは朝。
・日の出前(理想は2時間前)に起きる
・朝日をを浴びる
・舌のお掃除をする
・鼻うがいをする
・太白ごま油でうがいをする
・白湯を飲む
・軽いヨガをする
・8時までに朝ご飯を食べる
そして昼間。
・太陽が高い位置にある時に
仕事や運動などをしっかりして活動的に過ごす
・お昼ご飯はしっかり!
夜は。
・早い時間に軽めの夜ご飯
・オイルマッサージをする(生理中はお休み)
・鼻うがいをする
・早めの就寝(理想は22時まで)
以上、簡単にざっくとまとめました。
これだけ見てもアーユルヴェーダの朝は忙しい!という印象。そしてごま油でうがい!?私も初めて聞いた時は一瞬思考が停止しました。
しかし、ひとつひとつにはその哲学的な由来や理由があり、その効果を知り、習慣にしていくことで深く納得ができます。
そのひとつとして、なぜこうまでして細かく毎日やる事が決まっているのか。
例えば朝起きてその日の天気に合わせた服を選ぶことを始め、私達は日々沢山の事柄を選択しなければならりません。その次にアレをしてコレをして。。。様々な予想をしながらまた選択し、を続けていく。そうする事で頭の中は常に忙しく消耗する。変化の多い現代社会や今現在私たちが置かれている状況は尚更です。
そこで、一日にすべき事やリズムを作って習慣にする(=ルーティーン化する)ことによって選択するという思考エネルギーを消耗しなくて済む。さらには他の大切な事や時間にエネルギーを費やすこともできるのです。
アーユルヴェーダの日々の習慣でとても大切にしているのが朝の過ごし方ではありますが、特に免疫が大切である今、体調を日々チェックすることはひとりひとりに必要なことでもあり、それにも朝が一番!
明日の朝の、すっきりと目覚められますように。
次回は、アーユルヴェーダの知恵②日々の過ごし方(後編)
愛をこめて。
文・写真 Kumi
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