今朝の目覚めはいかがでしたか?
朝起きた時の『私』身体の感覚はどうなのか、自分なりのルーティーンをしつつ観察してみて下さい。
例えば睡眠。
昨日の夜ちゃんと寝付けたか、目覚めはどうか。
朝、排泄や排尿はあるのか。
汗はかけるのか。
食欲があるかないか。
健康的な空腹を感じるか。
顔色はどうか。
精神は穏やかかどうか。
声に生気があるか。
五感が働いているか。…etc.
何かを判断する訳ではなく、まるで対話するように。もしかしたら何かしらの違和感に気付けるかも知れない。女性であればその周期で感じ方が変わるかも知れない。その日々の習慣が、大切な自分や大切な人を守る場合もきっとあります。
車の免許を取った時、走行前に必ず車の点検をするよう教わった事を思いします。あんなにドキドキしながら走っていたのに、当たり前になってくると横着になる自分がいます。そして主人に言われます。
『運転する前に最低3分はアイドリングをして。』
正直、急いでるのに面倒臭いな〜と思いつつそれなりに言うことを聞いていますが(笑)さらに子供たちも言われます。
『自転車に乗る前はタイヤの空気チェック!』
早く遊びに行きたいのに面倒臭いな〜と思っているかは聞いておりませんが、一歩引いて考えてみると、彼は本当に車も自転車も好きでよく知っています。きっと車への愛があるのです。
愛情の反対は無関心。
最近ちょっと具合悪いから、そろそろ新車に乗り換えようか!とはいかない私達の心と身体。ヨガをしているとそれに深く気付かされ、具合の悪い部分に愕然とする時もあります。それでも自分自身に興味や関心をを持って、心を寄せる。
自粛続きで何となく低迷気味と感じる方も多いかも知れません。
前回お届けした日々の過ごし方から、一日の中に何かひとつでも取り入れてみることでリズムが生まれ、続けることで習慣となり変化に気付きやすくなります。もちろんアーユルヴェーダに限らず、何か自分自身に合うことを続けていくのも私はいいと思っています。例えば朝の犬の散歩や、ランチ前に縄跳びをするとか(笑)夜はゆったりめのお気に入りの音楽を聴く…など。
日々の習慣や点検、細かなチェックやセルフケアをし続けてこそ快適に過ごせるのは間違いありません。心のうつわである身体を大切にしたいですね。
次回は、
【アーユルヴェーダの知恵④舌のお掃除と免疫】をお届けします。愛をこめて。
文・写真 Kumi